ダニエル・ハーディング(指揮)&マーラー・チェンバー・オーケストラ@東京オペラシティ
10月6日(金)に東京オペラシティのコンサートホールで行われた演奏会に出かけた。
とても刺激的で充実した演奏会だったと思う。
ダニエル・ハーディングは若手指揮者の中で最も将来を嘱望されている指揮者の一人。1975年生まれなのでまだ30歳!。この若さですでにベルリン・フィルやウィーン・フィルも指揮しているのだから凄い。来年からはロンドン交響楽団の首席客演指揮者になるのだそうだ。
プログラムはモーツァルトの後期3大交響曲で第39番から第41番までの3曲。オーケストラのメンバーはユースオケ(マーラー・ユーゲント)を卒業した人たちが中心となっているためか平均年齢はとても若く活気に溢れている。日本の演奏者も何人か含まれている。演奏は期待をはるかに上回るもので、とても楽しむことが出来た。現代楽器を使用しているが、奏法はヴィブラートを排除したものとなっており、ヴァイオリンの配置も1stと2ndを両翼に配置する形を採用している。金管とティンパニはバロック楽器を使っていたのではないかな?。
ピリオド奏法を行っているがテンポはかなり自由に設定され揺れも大きかった。疾走感はあまり強くなくてむしろじっくりと攻めいているという印象の方が強かったと思う。ただし第3楽章はどの作品も非常に速い。
今までにたくさんの演奏を聴いてきたが、こんなモーツァルトは聞いたことがない。個人的にはとても好きな演奏だったと思う。どの作品も甲乙を付けがたいのだけど、極めつけは第41番「ジュピター」だったのではないかと思う。終楽章のコーダの盛り上がりは大変なものだった。
今回は思い切ってS席を購入。しかも1階の最前列だったので、目の前でハーディングの指揮を見ることが出来た。指揮者の表情はあまり見ることが出来なかったが、後姿もなかなか格好がいい。奏者の表情もなかなかよかったなぁ。
東京オペラシティは初めてだったがとても綺麗なホールで残響音も比較的豊か。ただ、音を楽しむのであれば最前列ではなく後方の席を選べばよかったと思っている。オケが近すぎるためバランスがかなり悪かった。
ハーディングのこれからの活躍がとても期待できる内容だったと感じている。また来日する機会があったら是非演奏会に出かけたいと思う。
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演奏会の雰囲気はとても温もりがあってよかったと思う。演奏が始まる前に奏者がステージに出てくるときにもパラパラとだけど拍手が自然に出てくるあたりも、以前の日本の演奏会ではあまり無かった光景でちょっと関心(私は最近ほとんど生の演奏会に行っていなかったので、もしかしたら今は普通にやっていること?)。些細なことだが、大事なことではないかと思う。とても充実した3時間(開演が19時で、終演は21時50分ごろ!。全ての作品でリピートを徹底し、15分休憩を2回入れたため)だった。時間が遅いのにも関わらずいつまでも暖かく拍手を送る光景は見ていてとてもいいものだった。
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家に帰ったのは夜の12時をまわってしまった。大雨の影響でダイヤが大幅に乱れていた上に、下車駅の手前500m付近で電車が立ち往生して動かなくなってしまったので最悪だった。一つ先のターミナル駅のホームが満線状態で動くことができないからとはいっても、1時間近くも動くことが出来ないのは酷い。JRの対応はかなりお粗末だったと感じる。電車の中で暴れる酔っ払いがいたので、早く降りたかったのにこういうときに限って電車が止まる。折角のいい気分が台無しになってしまった。JRに対してよりもあの酔っ払い方に腹が立っている。
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